2007年09月29日

スパイラル・バイオレンス

暴力が人を狂わせる。


スパイラル・バイオレンス
原題 BOSQUE DE SOMBRAS/THE BACKWOODS

2.jpg製作年:2006年 製作国:スペイン 94分
監督:コルド・セラ
出演:ゲイリー・オールドマン、バディ・コンシダイン、
    ヴァルジニー・ルドワイヤン、アイタナ・サンチェス・ジヨン、
    ルイス・オマール、ヤイザ・エステベ



【ストーリー】

スペインの山荘にバカンスで訪れた4人の男女が納屋に監禁された少女を発見したことから、
山村の住人たちとの銃撃戦に発展、連鎖する暴力がやがて人の中に眠る凶暴な本能を目覚めさせて行く。

【感想】

今回は“B級”映画と言っても出演者がA級です。
なんとゲイリー・オールドマン出演!!

物語はゲイリー・オールドマン扮するポールが所有するスペインの山荘に、
ポールの妻、彼らの友人ノーマンとルーシーのカップルがバカンスに訪れるところから始まります。

都会から離れた山村では部外者はあまり良く思われず、
この物語もその山村の村人と部外者である男女4人の対立が描かれます。

山荘に着き、ポールとノーマンは狩猟に出かけるが、その途中の納屋で監禁された少女を発見する。
その少女を救出した事から、村人との激しい暴力の連鎖が始まってゆく・・・

物語のあらすじを読むと面白そうですよね。
しかもゲイリー・オールドマンが主人公(?)だからなおさら期待せずにはいられません。

ワクワクドキドキしながらサスペンスフルな物語を堪能しようと早速鑑賞。

前半は村人との緊迫感のある酒場での話、
山荘にたどり着き、男二人は狩猟に出かけ、
納屋に監禁されていた少女を発見し救出、
正義感の強いポールは厄介ごとに巻き込まれるのを嫌がるノーマンを言い口説き、
少女を自分たちの山荘に連れて帰ることに・・・

おぉ、ここまでは素晴らしく期待感大の展開!!

ここからが「スパイラル・バイオレンス」というタイトル通り、
暴力が暴力を呼ぶ暴力の連鎖が始まり、サスペンスフルアクションが繰り広げられる!!

っと思っていたのですが・・・

後半は急速に物語の力が抜けてゆきます(^^;

ここからはネタバレするので詳しくは書きません。

とても前半の緊迫感、緊張が張り詰めた空気とはあきらかに違ってきます。
そしてもっともずっこけたのは、後半も大詰めに近づいた頃に起こる出来事。

「え?、そこで死んじゃうの!?」

これは観れば分かります。
相当ずっこけました(笑)

そしてラストに向かって村人と部外者のバトルが繰り広げられます。
まぁ、バトルと言ってもバトルって言えないほどバトルではないんですけどね(汗)

とりあえず、一体どうなるんだろう?と思いながらもラストまで鑑賞。

そして・・・ん?・・・それで終わりなの?

ちょっと待て、何にも解決してないじゃん!!!!

何故そんなことをしたのか? 全然理由が分からないまま終了・・・orz

やっ、やっ、やっちまったぁ!!
やっちまった映画だったぁ(笑)


ゲイリー・オールドマン主演ながらも劇場未公開な意味が分かりました(^^;
ちょっと期待していた自分が悪いのか・・・
この映画が悪いのか・・・

たしかに暴力の連鎖「スパイラル・バイオレンス」はありました。
ただイマイチ理由が分からない部分が多く、
どう考えても後半失速したのは前半に意気込み過ぎて、後半力尽きたとしか思えません。

非常にもったいない映画でした。
もっと上手く作ればかなり緊迫感のあるサスペンス映画となったでしょう。

主演となっているゲイリー・オールドマンもあまり活躍しません。
何故この映画に出演したのかも疑問です。
ゲイリー・オールドマンが演じる役ではなかったですね。
本当に何で出演したんだろうか・・・その疑問ばかりが頭の中でスパイラルになってます(笑)

都会から離れた村で起こる異常な出来事を描いた映画だったら、
「変態村」の方がよっぽど衝撃的でした(^^;
「変態村」はまたゆっくりとこのブログで紹介します(これは危険な映画ですが・・・)

暴力の連鎖を描きたかったんだと思いますが(タイトルもその通りなので)、
その主題自体が曖昧で、しっかりと描ききれていなかったですね。

くれぐれもゲイリー・オールドマン主演だからと言って期待してはいけません。
Toy'sと同じくずっこけること確実です(笑)

とても勇気のある“B級”映画を愛する勇者がいましたら、
お話のネタにご鑑賞してみてはいかがでしょうか?



“B級”度★★★☆☆(5点満点中3点)

評価★★☆☆☆☆☆☆☆☆(10点満点中 2点)



<DVD情報>

スパイラル・バイオレンス



2007年09月24日

プレスリーVSミイラ男

ラフ・ミー・テンダー!


プレスリーVSミイラ男
原題:BUBBA HO-TEP

pure.jpg製作年:2002年 製作国:アメリカ 92分
監督:ドン・コスカレリ
出演:ブルース・キャンベル、オジー・デイヴィス、
エラ・ジョイス



【ストーリー】

実は生きていて老人ホームで静かな余生を過ごしていたエルヴィス・プレスリーと、
突然生き返った4000年前のミイラ男との戦いを描くSFアクション・ホラー。

【感想】

前回の『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』に次ぐ“VS”シリーズ第2弾です(笑)

今回はあのエルヴィス・プレスリーが主人公!!
しかも老人!!
しかも何故か生きていた!!

Why?

実は人気絶頂時、騒がしい毎日に嫌気がさしたプレスリーは、
替え玉を使って騒がしい日々から引退し、静かな余生を過ごしていた・・・

ですって(笑)

どんだけ無理やりなんでしょうか(^^;

もうそれだけで“B級”映画の臭いがプンプンするんですけど、
その生きていたプレスリーがなんと甦ったミイラ男とのバトルを繰り広げます!!

何で?(笑)

アイデアだけは奇想天外、素晴らしく“B級”テイスト満載です。
しかもこの生きていたプレスリーをあのブルース・キャンベルが演じています。
そうあの『死霊のはらわた』シリーズのアッシュです(^^

もうこれだけ情報が揃ったら“B級”ファンとしては観るっきゃないですよね(笑)

内容としてはかなりシュール
そしてアクション・ホラーとなってますが前編に渡り淡々とした流れになっております。

この手の映画はかなり引っ張りますよね。
もう前半は全然戦いません(^^;

体の自由があまり利かない老人プレスリー
自分をJ・F・ケネディだと信じて疑わない黒人老人ジャックの、
ちょっとおバカな老人ホーム生活が淡々と描かれます。
まぁ、その間に甦ったミイラ男の殺戮(?)も同時進行で進みますが。

そんなこんなしている内に後半戦に突入。
ついに老人プレスリーと黒人J・F・ケネディはミイラ男との対決を向かえる!!

ここからは先はネタバレするので興味がある方は映画をご覧下さい(^^

ここまで書いた内容だけでも素晴らしく“B級”映画テイスト満載なのですが、
この先もやはり“B級”映画テイスト満載な展開になります。

もうこれは本当にアイデア勝負の映画ですね。
内容とかツジツマとかドラマ性とか感動とか一切関係ありません(笑)

監督や出演者たちが楽しんで作ったんだろうなぁ・・・
そんな映画です。

観てみようって方は心して観て下さいね(^^

期待してレンタルした映画が実は超“B級”映画だったにも関わらず、
文句言いながらもしっかりと観て、“B級”映画だったなぁと笑い飛ばせる方、
そんな人じゃないと耐えられないかもしれません(笑)


“B級”度★★★☆☆(5点満点中3点)

評価★★☆☆☆☆☆☆☆☆(10点満点中 2点)



<DVD情報>

プレスリーVSミイラ男






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